2006/6/14 事の始まりが左下の画像、我家の玄関前の階段に一匹のオオミノガの幼虫が爬っているのを見つけた身体に巻付けている植物繊維は我家の近くでは見掛けない物です何処から来て何所え行くのか数時間後には姿を消して仕舞った2006/7/28 あれから一ヶ月後玄関前に置いてある鉢植えのべコニャの葉に5〜6匹の小さなオオミノガの幼虫がいた観察には願ってもない好条件ですべコニァの葉は沢山有るし滅多にお眼にかかれないオオミノガの幼虫です。 実際此の箕虫、昔は何所にでも見られた昆虫なのだが現在は1〜2年に1度見られるくらい少ない、其れには或訳が有る此の件は最後に話すつもりです。
!!最後に追加画像が有ります、一度ご覧になった方も今一度ご覧下さい!!


2006/8/13 今日彼らが移動行動を起こした口器から糸を吐き食餌から去って行く左下画像 食料は豊富なのに何故、何日か後最後の1匹も結局姿を消した。此の事に就いては最後に考査してみたい物です。


秋も深まり家の柿の木の葉も落ち枝だけの丸坊主になったら意外な物がぶら下がっていました、大きく育ったオオミノガの箕が合計6個ぶら下がっていました、他に近くの西洋石楠花の枝にも1個見つかった、移動した連中が此処に来ていたのか定かでは無いが兎も角観察が引き継がれました。
2007/2/18 越冬中の箕を切取り開いて見ました、此の時点では私箕の外形では中にいるオオミノガの性別までは分りませんでしたが切り開く事で雄の物と分りました、左下は柿の枝からカッターで切り取った箕、それを切り開いたのが右下既に脱皮して蛹化している箕の内側は非常に清潔で暖かいハンモックの様です、小瓶に入れ蓋を閉めず空気の流通を計ったのが裏目に出て、何日か後気付いたら部屋内が暖かかったのか羽化して逃げられてしまった。


2007/5/8 今一つ雌雄の確認の為に箕を切り開く必要が有ると考え丸々とした物を選び切り開いて見ると思った通り雌であった、何故に最初の切り開きから一ヶ月後に切り開いたかと言いますと蛹になる時間差を考慮しての事です、雌は蛹になる必要がなく一生を此の箕から出ないことを前もって知って居たからです、それが左下の画像です上手く切り開いたつもりでしたが数日後には死んで仕舞った、下の画像は2007/6/8の画像ですが雌雄の箕の大きさ形がハッキリと分ります。

2007/6/8 私は毎日家の出入り時に通路脇の柿の枝を眺める事にしてミノガの箕に変化が起きて居ないか確認する事にして出入りしています、今日昼近く西洋石楠花に付いていた箕の下側から蛹が出ていた既に蛹は羽化を終え抜け殻だけが付いていましたオオミノガの姿は見られません柿の枝でも蛾の脱出つが一個見られました、左下の画像は其の時の様子で右下がそのアップです最後の画像は左が雄右が雌です隣同志無事に交尾を済ましたのかな?雌は羽化はせず一生をこの箕の中で卵を生み一生を終える宿命なのです。


雄と雌が列んで越冬したのがニ例あり、偶然なのか柿の木全体で6頭でニ例もペアを組むとは出来過ぎの感がある。観察を始めて調度一年、昨年の今頃私は3センチ程の幼虫を見つけたのが観察の始りなのに、今は左の画像の状態から変化が見られない、雄蛾の姿も確認出来ないのも残念です。今一つ左の画像の奥の柿の葉裏に1センチ程の箕虫が付いているのです今年若葉が生えて間もなく移動して来た物です、其れが現在動く様子が無い、此れも不思議と言えば不思議な事です此れで箕虫の観察が終るわけで無く、此所から又始りなのですが今までの出来事を考査して見ます、雌の箕虫は成虫になっても移動手段を持たない、しかし幼虫は一〜ニ度食餌が豊富であ っても其の場所から去って行く習性をくり返すことで種の拡散を計っている、私は昨年の観察では一例だけですが30メートル先を未だ移動をしつずける所を確認して居ます。次に此の昆虫は年1化性という事だが卵の孵化には何故か一部に時間差がある様に思える、其れが成熟しない幼生越冬すると見たのですが?現在九州から関東地方にかけてオオミノガヤドリバエ(Nealsomyai
rufella)の寄生を受け絶滅危機に瀕していると言われています、私は未だその事実を知りません。
寄生バエ 様々な昆虫に卵を産みつけその寄主体内で成長しやがて寄主を倒して仕舞う恐ろしい蠅の仲間です。寄主は特定の決まった昆虫で寄生の仕方も様々である。私は過去にこんな観察をしたことがある、オオクロアナバチが巣作りをしている所を見つけ、夏の暑い日射しの下でしたが私は汗かきながら、その傍に座り込んだ、オオクロアナバチは非常に警戒心の強い昆虫です、あまり身体を動かさず静かにしていないと蜂はすぐ逃げてしまいます、地面にトンネルを掘って巣作りをするのですが、私の他に此の蜂の作業を見ている者が他に居たのです、そうです寄生バエなのです蜂の巣穴から10センチ以内の所に陣取り蜂の作業を見て居るのです、勿論蜂がその蠅に気ずくと追払うのですが、蠅は又元の場所に戻って来ていました、蜂は二本のトンネルを掘り内一本のトンネルの入り口を土で埋め戻しやがて何処かえ飛び去って行きました、暫くして大きなツユムシの幼虫をくわえて戻って来ましたが辺りを警戒いてか近くの草の葉に獲物を掛け巣穴近くを動き回りしきりに何かを警戒している様子です開放された穴に入ったりしていたが、やがて塞いた穴を開け中え入って行きその後獲物を取りに戻り食わえて引き摺る様に巣穴に頭を入れた途端寄生バエが飛び込んで来た、それわ一瞬の出来事でした寄生バエは獲物のツユムシの身体に卵を産み付け飛び去って行きました。オオミノムシとの直接は関係無い寄生バエですが、兎も角頭の良い寄生バエでした。


左上、柿の葉が、生えて間もなく此所えやって来てそのまま居座り動こうとしない、生きてるのか死んでるのか全く分らない変な奴です2007/6/20現在そのままです。私は此れを指して幼生越冬体と言っていますが それが正しいかどうかは別物此れからの課題です。右上、雌の箕虫である事を確認する為に切り開いた個体ですが、身体を詳しく調ベると傷付けて仕舞った様です、その後死んで仕舞った。 今年も観察を続ける つもりです。 2007/6/27 午前9時孵化が始る
柿の小枝にぶら下がっていたニ個の雌箕の内一個から変化が起こりました、箕の下側から続々と1ミリ足らずの幼虫が出てきた、其の先端は下方1メートルにも達し、あたかも一本の緋もの様です


風に揺られ横にも伸び広がり始め自立が始る、右下の白い一本の緋も実は無数の幼虫の吐いた糸の集まりです


柿の小枝より下1メートル程に有るゼラニュムの花完全に広がり、早い者は葉の上に落着いています。夕方仕事から帰り早速回りを見回したが何所にも姿が見られませんでした。


今年の観察第一歩が此所から始りですページを新たに作り結果をまたお知らせ致します、今回雄蛾の確認が出来ず雄蛾の行動は皆無でしたが次回明らかにしたいものです。